福岡ノ顔

開催年:
2002年
撮影日:
第1次撮影
2002年10月26日(会場:小倉井筒屋〈北九州市〉)
2002年10月27日(会場:太宰府天満宮〈太宰府市〉)
第2次撮影
2002年11月15日・16日(会場:福岡アジア美術館〈福岡市〉)
応募総数:
3200組/4700人
撮影総数:
420組/740人
写真集:
『福岡ノ顔』(2003年2月発行)
写真展:
2003年2月9日~3月9日(福岡アジア美術館)
撮影風景


写真集『福岡ノ顔』より

写真の下の文章は、荒木さんとモデルとの撮影中の会話

ストーンといます。はい、見つめ返してあげてください、優しくー。オッケー! 少し悲しげでいいね。大宰府って感じで(笑)。

は~い、お色気ポーズ。はい、グーチョキパー。やらなくていい、やらなくていい、顔だけだから(笑)。うん、いい顔してるよー。

「僕いくつに見える?」
いくつかな~、もう100過ぎてるでしょ?(笑)。
「いや、81(笑)」
81かー。笑うと目がなくなっちゃうからね(笑)。

なんかすごいぞー。
「藍染屋なもんですから」
世の中を藍(愛)に染める!(笑)。それいきましょう、ビシッと。いいねー、惚れた女のを染めてるような感じが出てて(笑)。

葬式帰り? コスプレ?
「一度、着てみたかったの」
じゃ、香典数えながら、こっちで男に目配せしてる感じでいきます(笑)。一度してみたかったって。とんでもないやつだ(笑)。

姉妹にしちゃ大変だねー(笑)。
「おばあちゃんです(笑)」
おばあちゃんにならなくていいですから、女の顔でね。あっ、いいじゃ~ん。

おっ、ボク、ポーズか。いいぞ、いけー! おーっ、決まってるじゃん。よしよし、分かった、分かった(笑)。最高だよー(笑)。とんでもねえ写真だな~(笑)。

よっし、そうですね。そっ! はい、どうもありがとうございました。ステキだった。すばらしい!

おっ、すごいぞー。いいよ、決まってるよー。これで、気持ちは案外優しいんだよねー(笑)。
あんまり笑わないようにね、優しさがバレちゃうからー(笑)。